2016年10月29日土曜日
カビと保存料
山よりだんごは保存料を使わない。
だから、開封後は早めに食べないとカビが生えてしまう。
正月に飾る鏡餅も、放っておくと青カビが生えるよね。
カビってやだよね。
でもカビが生えないようにできる「魔法の薬」もあるんだ。
「ソルビン酸」または「ソルビン酸K(カリウム)」
日本で最も多く食品に使われる保存料 だ。
この添加物を使用することで商品の細菌やカビの増殖を抑えて腐敗を防ぐことができる。
カビが生えないなんて素晴らしい!って思いがちだけど、この添加物を使用することで考えられるリスクがある。
発ガン、免疫障害、成長不順、腎臓肥大 など。
ソルビン酸は治療法が解明されていない免疫障害である「膠原病」の一因とも言われている。 亜硝酸ナトリウムという添加物と一緒にとると発ガン性のリスクが高まる疑いもある。
ここが添加物の落とし穴。
その単体の添加物での臨床試験などを行っていても、添加物を複合的に取った時の臨床など行っていないケースがほとんどだ。
こんなにたくさんある添加物の複合検査なんて、不可能だもんね。
そして、どんな食品に使われているかというと、乳製品クリーム類 、コンビニ弁当各種 、ソーセージ、ハム、チーズ、かまぼこ、ちくわ、はんぺん、イカの燻製、キャビア、さきいか、漬け物、佃煮、あんこ類、煮豆 、清涼飲料水、ワイン、ジャム、シロップ など、多岐にわたる。
カビが生えることはもちろん嫌だけど、しかしキレイに見える添加物入りの食品には、目に見えないリスクがあることは理解しなければならない。
むしろちょっとカビが生えてるくらいの方が、マシなのかもしれない。
だからこれからはその商品を買う前に、ちょっとだけひっくり返して原材料名表示を見て欲しい。
あなたと、あなたの大切な人のために。