2013年6月13日木曜日

白米と玄米の違い:食養



玄米は、籾米から籾殻だけを取り除いたお米。玄米からさらに糠(ぬか)と胚芽を取り除き、胚乳のみにしたお米が白米になる。

白米はビタミンやミネラル、食物繊維などの体に良い成分が失われてしまいます。


白米は軽く水に浸すと一日で腐敗が進むが、玄米は何日かで発芽する。


玄米は、白米と比べると約8倍もの食物繊維を含んでいる。食物繊維は、便秘を解消すると同時に、体内の余分なコレステロールや糖分、発ガン物質などの有害物質を排出してくれる。そのため、癌や生活習慣病の予防、またダイエットにも効果的とされている。


白米は糖質が高いため、多量に接種すると太るばかりでなく糖尿病を引き起こすこともある。

しかし玄米では同じ糖質を含んでいるにも関わらず糖が溜まることはない。

これは糠の食物繊維により同時に摂った糖質の分解・排出に関与していると言われている。


ただし、玄米は白米よりも消化に時間がかかるので、よく噛んで食べる必要がある。

ちなみに健常者で70回、ガンなどの病を患っている人では200回と言われる。