2013年1月16日水曜日

インフルエンザと私

1月15日火曜日
土曜日の移動中からもうカラダが完全におかしい。
咳も出る。
カラダもゾクゾクする。
やっちまった。
夜家に着く。
熱を測ると39度。
さあどうする?
即寝れば良かったが、「ひょっとしたら一晩で済むかも」という期待から、いつものニンニクとショウガの擦り合わせに梅干しをあわせて、おかゆで喰って寝た。
そう甘くはなかった。




2日目の日曜日も熱は下がらず、むしろ上昇の一途。
夕方には40.8度。たぶん過去最高記録。
この体温は39度との症状とはちょっと変わってくる。
思考能力が鈍る。

「この喉の痛みは喉をもうちょっと右の方向に移動すれば楽になるはず。ん、右に移動するにはどうすればいいんだっけ?あーオレ疲れてるからできなくなってる」

なんて、普通じゃ考えられないことを考えだす。
ある意味スゴい。

昔ならとっくに医者に頼っていた。
なぜ医者に頼ろうと思うか?それは、

「早く楽になりたいから」

そう思うのはみんな一緒だろう。
今回の40.8度も本気で辛かった。マジ、死ぬかと思った。
でも、残念ながらそんな近道はないのだ。

ただその証拠に全くクスリに頼らなかったおかげで3日目の月曜には下降をたどり、本日4日目の火曜日夕方には36度台になった。
クスリを飲んでも同じか、むしろ悪化する場合がある。
クスリなんてそんなもの。自分は昔たくさん病気してクスリに頼ってきたからよくわかる。

もう一つここで大切なのは、
「無理な食事をしない」ことなのだ。
病気をすると「栄養」が大事と、ついカロリーや栄養価の高い食事をしたがるが、それはむしろ逆効果。
なぜなら、食事をするということは消化にものすごい体力を使うのだ。
ウィルスの感染でカラダが炎症し始めて、自分のカラダが一生懸命炎症を治すために力を使いたいところに別な作業が出てきてしまうから。
俺は最初「ひょっとしたら一晩で済むかも」と思い、食事をとったがそれすら負担をかける行為だったのだ。
だから、初日は消化できずに胸がムカムカしてスゴい気持ち悪かった。
2日目以降は全く食事はとらず、水分のみ。
これで4日で治るのだ。

インフルエンザはならないことにこしたことはないが、なっても慌てず、普段の不摂生を反省して布団にしっかりこもり寝まくること。
病院に行く必要はないのだ。
なんか原始的でいろいろ御託並べる頭のいい医者の方を信用したくなるのもわかるが、実際に自分でやってみるとよくわかる。

逆に病院に行く手間と費用を考えるとばかばかしくなる。
病院とはもともと怪我をした時に行くものなのだ。
いつから「風邪を治す」なんて嘘を言う商売を始めたのか?
たぶん、楽になるために熱を冷ます行為で解熱剤などを処方したためだろうか?
熱が出るのは意味があるのだ、クスリで熱を下げるのはむしろ遠回り。炎症が終わるまでは熱は下がらない。

また、炎症を抑える抗生物質。
これは怖い。
自分が長年使ってきた感想は、まず症状が使ったときと使ってないときとさほど変化がない。しかし長引くのが怖かったり、早く治したくてつい使用する。

さらにこれを常用すると自己治癒力が低下するばかりか、抵抗力を弱め、すぐに炎症するような体質になる。自分がそうだった。

インフルエンザワクチンも意味のないものの一つ。
どんな世界に投与したのに効かないなんて商売があるのか?
「このテレビ販売しますが、ひょっとしたら電源が入らないかもしれません」
そんな電気屋あるか?
あげくの果てにはインフルエンザにかかった患者に
「ワクチンを打ってなかったら、もっとひどくなってましたよ」と。
これはよく考えられたいい訳だ。

いずれにせよ、医療も食品も政治も任せるのではなく、もう自分の判断で生きて行かなければ、自分が損をする時代であるということを知らなければならない。
すでに医学博士である方がこんな本を出す時代ですから。




人間のカラダがスゴいのは、そんなクスリ漬けだった自分がちゃんと努力すればそういうカラダに戻してくれること。
用は自分次第なのだ。